はぐき
Posted on | 8月 31, 2011 | No Comments
もう8月も終わりですか。
なんだか大人になるにつれて、この”夏が終わる”というちょっと切ない感覚を忘れつつあります。
思い起こせば小さい頃の俺にとって、毎年やってくる8月31日はまさに絶望の日でした。
夏休みの宿題は何一つ終わってないし、明日から学校は始まるしで、例えるなら地球で過ごす最期の一日といった感じです。
だけど今は季節の変わり目に気付くことさえ鈍感になってしまって、あっという間に春夏秋冬がすぐ側を通り過ぎていきます。
この時期、部屋の外では蝉たちが最期の力を振り絞ってこれでもかと言わんばかりに鳴き叫んでいます。
メスを呼び寄せるためにオスたちは命を削って必死に鳴いてるわけですが、もう夏も終わりのこの時期にまだ鳴き叫んでいるオス蝉はきっと最後まで結婚相手が見つからなかったのでしょう。
婚活失敗です。
それでもモテない蝉男児たちはわずかな希望を胸に一生懸命鳴き続けます。
早く良い相手が見つかりますように。
俺は自分で料理とかよく作ったりするんですが、ごくたまに生卵を割ると黄身が2個入ってる時とかありませんか?
あれはきっと双子だろうと思うんだけど、その双子卵には今までに2、3回くらいは遭遇したことがあったんです。
だけどつい先日、すごい卵に当たってしまいました。
普通のどこにでもある某スーパーで買った卵だったんだけど、割ってみると何かが違うんです。
黄身に張り付いてるウニョっとした白いへその緒みたいなのがあるじゃないですか?
あの先に黄身以外のデッカい塊がくっついてたんです。
これ何だろうと思いつつ触ってみると、小さい鳥の足が出てきました。
そうです、ヒヨコになりかけてたんです。
その瞬間たぶん俺は1メートルくらいは飛び上がったと思います。
普通スーパーやコンビニで売ってる卵って無精卵のはずなのに、何かの拍子で有精卵が混ざってしまったんでしょうか?
果たしてそんなことが有り得るんでしょうか?
まあそんな疑問は置いといて、とにかく何かを食べるということは何かの命を奪ってるんだなと改めて思いました。
普段は気付かないだけで、いやもしかしたら気付かないふりをしているだけなのかもしれないけど、やっぱりちゃんと感謝しなくちゃ駄目だなと。
命をいただくから”いただきます”なんだと誰かが言ってたな。
そういう話でした。
松本
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