
暦は8月へ突入。
我々の楽曲に「はづき」という曲があるんですが、まさに8月の別称はその葉月です。
そんなキラキラした季節に俺は家に一人閉じこもり、何か胡散臭い教祖のようにあぐらをかき目を閉じています。
外界?では異常気象が続いたり野菜の値段が高騰したり、動物園の白熊が暑さでダウンしたりと色々あるみたいですが、ハッキリ言って今の俺にとっちゃどうでもいい事です。
と言うのも、とにかく歯が痛い。
そう、実は虫歯になってしまったんです。
健康な歯だけが唯一の取り柄だったのに、それさえも奪われたんです。
まぁ仕方なく歯科医院に行ったんだけど、生理的にどうしてもあの場所はダメだ…。
歯を削るというより、なんだか骨を削られてるよう気がして俺は昔っからダメなんです。
とにかく虫歯はもう懲り懲りだ。
最近の銀行のキャッシュカードってカードの代わりに指紋認証とかになってるよね?
この先いずれ家のドアや金庫のドアなんかも全部指紋で個人識別して開閉されるようにるんだろう。
もちろん買い物も全部人差し指一本で済ませる事が出来て、支払いは後々口座から引き落とされる。
そうなるとこれはあくまで予想なんだけど、最終的には現金を持ち歩く事も無くなって、財布自体持ち歩く必要がなくなるんじゃないだろうか?
そんな事をふと考えてたら急に怖くなった。
というのも例えば俺がもし帰り道に強盗に襲われたとして、
「金目のもの出せ!」
と言われても何も出せる物がない。
命を危険にさらすくらいなら財布でも何でも差し出しますよ。
しかしその財布がない。
しかも家の鍵も金庫の鍵もキャッシュカードでさえも全部指紋認証です。
するとその強盗が取る手段はただ一つ。
そう、間違いなく俺の指を奪いにくる!
極論になるけど、
「いやー、この間強盗に遭っちゃって指持ってかれちゃったよー。」
みたいな恐ろしい会話が普通に街中で聞こえてくるような、そんな時代になるんじゃないでしょうか。
だから俺はどんなに世界中に指紋認証システムが普及しようとも、アナログ人間で居続けようと思った。
時代遅れだと嘲笑われようが、鍵も財布も必ず持ち歩く。
レコーディングはいつものように順調に命を擦り減らしながら進行中です。
お楽しみに。
松本